睡眠の大切さ
- 2021/04/02
- 23:58
桜が見頃を迎えて気持ちの良い季節になりましたね。
こんばんは、えびす治療院の森井です。
4月は新生活が始まる時期、進学や就職、環境が変わる方も多いのではないでしょうか。
私事ですが、僕も環境が変わる時期にいまして
今、一宮の方に家を建てている最中で、7月末頃には新居が完成する予定です。
それに合わせて引っ越し・独立・開業することにしました。
ですので、5月末でえびす治療院を退職する運びとなりましたので、この場を借りてご報告させて頂きます。
本来であればお世話になりました皆様一人一人に直接ご挨拶申し上げたいところですが、メールでのご挨拶になりましたこと、ご容赦下さい。
5月中頃までは治療院にもいるので、それまでは今まで通り精一杯施術させて頂きますので、宜しくお願い致します。
さて、今回のえびすレターはネットで興味深い記事を見かけたのでそれを紹介させていただきます。
台湾の「IQ180の天才IT大臣」のキャッチフレーズで紹介されることの多いオードーリー・タン氏ご存じでしょうか?
最近の新型コロナ騒動でも、マスクの在庫が一目で分かるアプリを開発し日本のニュースでも話題になった方ですが、
NHK「クイズ 天才の答えが答え」という番組で、
〈世の中で「よい」とされているが実はそうでもないものとは?〉
との質問されて
「睡眠時間を削って働くことです。」と答えたそうです。
タン氏曰く、「子供たちは寝る時間を削ってでも宿題を終わらせなさいといわれます。
でも寝不足になってしまったら宿題の内容も記憶に残らず宿題の意味も無くなる
私なら残業する代わりに9~10時間は寝ます。」
タンさんは難しい課題があるとき資料を読んで明日答えを出すぞと思って寝るそうで、
そうすると翌日ナイスアイデアがひらめいているそう
台湾の新型コロナウイルス対策の成功カギ
Fast 速く
Fair 公平に
Fun 楽しく
を表す3つのFもこの方法で生み出しましたようです。
「夢のお告げ」という言葉もあるように、目覚めている時に思いつかなかったインスピレーションや課題解決のヒントを夢から得られることが確かにあるようで、
有名な例は、ベンゼン分子が亀の甲羅のような円環構造をしていることを夢で考え付いた化学者ケクレの経験だそうです。
僕は全く存じ上げませんが笑
芸術の世界にも同様の逸話は多く、ベートーベンやポール・マッカートニー、ビリー・ジョエルは、目覚めた時に新しい楽曲が湧いて出たという。
芸術家のダリは椅子に腰かけ、足元に金ダライを置き、手にカギを持った状態でうたた寝をしていたといいます。
そうすると、カギが落ちた大きな音で目を覚まして、まどろみの中のインスピレーションや夢を絵に描いていたようです。
人が夢を見るのは「レム睡眠」の時期で。
レム(REM)とは急速眼球運動の略で、この時期には眼球が活発に動き、脳の活動も覚醒時と同じ水準に高まっている。
ただ活性化している脳領域は覚醒時とは異なっていて、夢を見ているときは、大脳皮質のうち視覚や動きの感知に関わる部分や情動に関連した部分活発に活動する。
対照的に、意思を伴う行動や、論理的・社会的に適切かどうかの判断に関係した領域(前頭前野背外側部)はあまり活動しないそう。
このことから、ひとつの解釈としては、思考を論理的で既知の事柄に制限している「思考の抑制作用」が弱まり、常識にとらわれない思考をすることで、独創的な発想や、問題解決が導かれるというものです。
僕の体験としても、自分の夢なのに自分の思いつかないような発想で話している夢を見たことがあるので、そういった睡眠時の脳の活動は興味深いものです。
なんにせよ睡眠というのはすごく大事で、
厚生労働省の健康づくりのための睡眠指針には、『人間が十分に覚醒して作業を行うことが可能なのは起床後12~13時間が限界であり、起床後15時間以上では酒気帯び運転と同じ程度の作業能率、起床後17時間を過ぎると飲酒運転と同じ作業能率まで低下する。』と記載されています。
偉人でもアインシュタインやシェークスピアは1日に10時間寝ていたとされ
『マクベス』の中には「心労のもつれた細糸をほぐしてくれる眠り、(中略)この世の饗宴における最高の滋養」との一節もあり、睡眠を大事にしていたのが垣間見えます。
ナポレオンは3時間しか寝てなかった!なんて都市伝説もありますが、実は細かく睡眠をとっていて合計8時間は寝ていたなんて話もあります。
人間寝ない人はいないですから、
ついつい夜更かししたり、睡眠を削ってまで作業をしたりすることもあるでしょうが、大事な時こそ、しっかり寝た上で、しっかり動きましょう。
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