頭痛の対処
- 2021/03/16
- 16:30
今日は良い天気になりましたね。
この前の休日も良い天気だったので家族でいちご狩りに行ってきました。
こんにちは、えびす治療院の森井です。
今の時期、気圧の変化や陽気が昇ってくるので、頭痛やめまいが出やすい時期です。
デスクワークなどが多く、頭痛でお悩みの方も多いのではないでしょうか?
特に、こめかみ付近や後頭部が、キリキリとした痛みや締めつけられる感じを訴える方が多いです。
普段、あまり頭痛がなくても、頭が重たい、目がボーっとするなどの症状が出る場合も少なくないと思います。
当院にも「頭痛薬が手放せない」といった方が多く来院されます。
頭痛薬は、その場でどうしようもないであれば飲まれるのも手なのですが、常用すると身体に悪影響を及ぼします。
今回は、そんな頭痛薬を手放すための対策をお伝えしたいと思います。
病院や薬局で頭痛薬として主に処方されるものに、ロキソニンやボルタレンが挙げられます。
いわゆる「痛み止め」です。
これらは、痛みの原因物質である「プロスタグランジン」の分泌を抑えることで、痛みを止めています。
このプロスタグランジンの働きには、主に4つの働きがあります。
1) 知覚神経を過敏にして痛みを起こさせる
2) 血管を拡げる
3) 発熱を促す
4) 交感神経の働きを抑制する
逆を言うと、痛み止めの効果としては、このプロスタグランジンの働きをブロックすることになります。
1) 知覚神経を過敏にしない
2) 血管を収縮させる
3) 解熱を促す
4) 交感神経の働きを促進する
です。
ここで考えてほしいのが、「頭痛はどうやって起きるのか?」です。
頭痛の大半は「筋緊張性頭痛」といわれるもので、首や肩の筋肉がコリ固まって痛みになったものです。
長時間仕事が続いたり、ストレスが溜まったり、緊張しっぱなしだったりすると交感神経が優位になります。
交感神経が緊張すると筋肉が硬くなり、血管を圧迫します。
よって筋肉が酸欠状態になり、頭部への血液循環が悪くなるので、頭痛が起きるのです。
要するに、身体は緊張による血流の悪さを改善する為に、プロスタグランジンという物質を産生し、血管を開いて、熱を出し、循環力を上げ、リラックスしやすいように自律神経を切り替えることで、血流の悪さを改善しようとしているのです。
では、痛み止め(頭痛薬)を使うとどうなるでしょうか?
痛み止めを使うことで、知覚神経の興奮は抑えられるので、一時的に頭痛は軽減しますが、交感神経の緊張作用と血管の収縮作用がかかるので、より痛みが出る要因が増加します。
薬を常用することでこのサイクルが強化され、「頭痛薬が手放せない!」という状況になってしまうのです。
つまり筋緊張性の頭痛は、頭痛薬では治らないのです。
では、どう対策すればよいのでしょうか
それは
① 交感神経の緊張 ② 筋肉の緊張 ③ 血管の収縮 を取り除いてあげればいいのです。
自己ケアとしては、ストレス管理、ストレッチ・セルフマッサージ、軽い運動、入浴、これらを行なうと良いでしょう。
それでも仕事をしなければならない時には、「痛い場所を指で押す」と即効性があります。グイグイ押すのではなく、30秒から1分くらい押しっぱなしにするのです。その場で痛みがスーッと抜ける感覚が出ると良いでしょう。
私たちは身体のどこかが痛かったり、苦しくなると、自然に本能的にそこに手を当てて、じっとおさえているものです。
これが病気の手当てという言葉の始まりであり、指圧は本人に代わってこれを施すということから発達した治療法です。
どんな方法でも効果がないと言われる末期癌の苦痛が手を当てるだけで不思議と軽減されるという報告もあります。
それだけ原始的で誰でも出来るのが手当ての良いところです。
ただ、痛いとこだけ押さえるのはあくまで応急手当ですので、頭痛をしっかり治したいのであれば、根本から改善していくようにしましょうね。
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この前の休日も良い天気だったので家族でいちご狩りに行ってきました。
こんにちは、えびす治療院の森井です。
今の時期、気圧の変化や陽気が昇ってくるので、頭痛やめまいが出やすい時期です。
デスクワークなどが多く、頭痛でお悩みの方も多いのではないでしょうか?
特に、こめかみ付近や後頭部が、キリキリとした痛みや締めつけられる感じを訴える方が多いです。
普段、あまり頭痛がなくても、頭が重たい、目がボーっとするなどの症状が出る場合も少なくないと思います。
当院にも「頭痛薬が手放せない」といった方が多く来院されます。
頭痛薬は、その場でどうしようもないであれば飲まれるのも手なのですが、常用すると身体に悪影響を及ぼします。
今回は、そんな頭痛薬を手放すための対策をお伝えしたいと思います。
病院や薬局で頭痛薬として主に処方されるものに、ロキソニンやボルタレンが挙げられます。
いわゆる「痛み止め」です。
これらは、痛みの原因物質である「プロスタグランジン」の分泌を抑えることで、痛みを止めています。
このプロスタグランジンの働きには、主に4つの働きがあります。
1) 知覚神経を過敏にして痛みを起こさせる
2) 血管を拡げる
3) 発熱を促す
4) 交感神経の働きを抑制する
逆を言うと、痛み止めの効果としては、このプロスタグランジンの働きをブロックすることになります。
1) 知覚神経を過敏にしない
2) 血管を収縮させる
3) 解熱を促す
4) 交感神経の働きを促進する
です。
ここで考えてほしいのが、「頭痛はどうやって起きるのか?」です。
頭痛の大半は「筋緊張性頭痛」といわれるもので、首や肩の筋肉がコリ固まって痛みになったものです。
長時間仕事が続いたり、ストレスが溜まったり、緊張しっぱなしだったりすると交感神経が優位になります。
交感神経が緊張すると筋肉が硬くなり、血管を圧迫します。
よって筋肉が酸欠状態になり、頭部への血液循環が悪くなるので、頭痛が起きるのです。
要するに、身体は緊張による血流の悪さを改善する為に、プロスタグランジンという物質を産生し、血管を開いて、熱を出し、循環力を上げ、リラックスしやすいように自律神経を切り替えることで、血流の悪さを改善しようとしているのです。
では、痛み止め(頭痛薬)を使うとどうなるでしょうか?
痛み止めを使うことで、知覚神経の興奮は抑えられるので、一時的に頭痛は軽減しますが、交感神経の緊張作用と血管の収縮作用がかかるので、より痛みが出る要因が増加します。
薬を常用することでこのサイクルが強化され、「頭痛薬が手放せない!」という状況になってしまうのです。
つまり筋緊張性の頭痛は、頭痛薬では治らないのです。
では、どう対策すればよいのでしょうか
それは
① 交感神経の緊張 ② 筋肉の緊張 ③ 血管の収縮 を取り除いてあげればいいのです。
自己ケアとしては、ストレス管理、ストレッチ・セルフマッサージ、軽い運動、入浴、これらを行なうと良いでしょう。
それでも仕事をしなければならない時には、「痛い場所を指で押す」と即効性があります。グイグイ押すのではなく、30秒から1分くらい押しっぱなしにするのです。その場で痛みがスーッと抜ける感覚が出ると良いでしょう。
私たちは身体のどこかが痛かったり、苦しくなると、自然に本能的にそこに手を当てて、じっとおさえているものです。
これが病気の手当てという言葉の始まりであり、指圧は本人に代わってこれを施すということから発達した治療法です。
どんな方法でも効果がないと言われる末期癌の苦痛が手を当てるだけで不思議と軽減されるという報告もあります。
それだけ原始的で誰でも出来るのが手当ての良いところです。
ただ、痛いとこだけ押さえるのはあくまで応急手当ですので、頭痛をしっかり治したいのであれば、根本から改善していくようにしましょうね。
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