便秘の対策
- 2020/11/23
- 17:06
今話題の稲作のゲームをやっていて、米作りの大変さと、食が豊かなことのありがたさを感じながら、熱中して遊んでます。
こんにちは、えびす治療院の森井です。
食べた食事の献立によって肥溜め内の養分も変わってくるぐらい作り込まれているのですが、、、ここではゲームの話は置いておいて笑
今回は『便秘』についてお話します。
便通は一般的に1日1回が理想的といわれますが、個人差があるものです。
2~3日に1回でも便の状態がよく(バナナ状)すっきり感があれば問題はありませんが、そうでなければ「便秘」と考えられます。
便秘になると、お腹の張りや痛み、吹き出物などの肌トラブル、便が固くなって排泄時に肛門を傷つけるため、痔になりやすくなります。
便秘は3つの種類に分けられ、原因が違うので対処も少し違ってきます。
① 弛緩性便秘... 腸の働きが悪いため、便を送り出すチカラが弱まっているために起こる便秘
高齢者や虚弱体質、内臓を支える筋力が弱くなってしまっている人や、ダイエットで食事の量を制限して食物繊維等が不足している人などに多い便秘です。
日常生活に気を付けたいことは、
腸の蠕動運動を活発にするために、朝 起きたら コップ1杯の水や牛乳を飲む。
筋力の低下を回復するために、腹筋を鍛える。
お腹のマッサージで腸の働きを助ける。
バランスのよい食事で適切な量をしっかり食べる。
② 直腸性便秘... 直腸が鈍くなっていて、便意を感じなくなっているために起こる便秘
トイレを我慢するということを繰り返すことで、便意を感じにくくしてしまい、その結果便秘になってしまうのが、直腸性便秘です。
また最近、温水洗浄便座の水を肛門の奥まで入れるために神経の感度が鈍り、便秘になる人が増えているという話もあります。
直腸に便が送られて便意を感じていたのに、トイレを我慢してしまうことで、大腸の蠕動運動を鈍くさせていき、便が腸に留まる時間が長くなります。
そうすると、滞った便から水分が失われて硬くなり、カチカチな状態の便となります。
硬くなった便のために、ますます排便が困難な状態になってしまいます。
日常生活の改善ポイントは、
トイレタイムをきちんと設ける。
どんなに忙しくても、この時間はトイレへ行くと決め、生活スタイルの中で「トイレタイム」を作りましょう。
たとえ出なくても、この時間はトイレへ…
この習慣を毎日続けることで、排便リズムが作られていきます。
あと、カチカチな便を少しでも軟らかくするために、いつもより水分を多くとること、
これも毎日心がけてみましょう。
③ 痙攣性便秘 … 大腸の動きが不規則になって起こる便秘
この便秘はストレスなどにより、腸が異常を起こし、便秘と下痢を交互に繰り返したり、
便秘だけでなく 慢性の下痢が続いたりするのが、痙攣性便秘です。
ストレスが腸をコントロールしている自律神経に影響を及ぼし、大腸が痙攣を起こしてしまい、腸の一部が狭くなったりして便の排出がうまくいかずに便秘になってしまっているのが痙攣性便秘の傾向です。
食後にお腹が痛くなったり、便意があってもウサギの糞のようにコロコロとした硬い便が出て、残便感があったりするのもこの便秘の傾向です。
対策は…
この便秘の最大の原因はストレス
ストレスの原因には、「睡眠不足」「過労」「人間関係」「生活習慣の変化」など日常生活の中でいつの間にかストレスを溜めています。
ストレスを溜め込むと、自律神経に乱れを生じ、様々な不調を引き起こします。
できるだけストレスを解消することを心がけ、改善を図りましょう。
腸を刺激することは避ける
食物繊維や刺激の強い食品、便秘薬も逆効果です。
ここら辺の自己判断は難しいところもあるので、一度専門病院で相談されるのもよいでしょう。
あとは、どのタイプの便秘でも腸内環境を整える事がお腹の健康には大切です。
人の腸内には数100種、100兆個もの細菌が存在し、全身の健康のカギを握っています。
腸内細菌は、身体によい働きをする善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)、悪さをする悪玉菌、優位な方に加勢する日和見菌(ひよりみきん)に分けられ、理想的なバランスは善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7です。
健やかな腸は、善玉菌が優位の状態で腸もよく働きます。ところが、偏食やストレスなどで悪玉菌が増えると、日和見菌が悪玉菌に味方して腸内細菌のバランスが崩れてしまいます。
善玉菌を増やすためには…
① 善玉菌を摂る
ビフィズス菌・乳酸菌・納豆菌・麹菌etc
② 善玉菌のエサになって増やす
食物繊維・オリゴ糖
例えばこんな食べ方
ヨーグルト + バナナ・キウイ・リンゴ = フルーツヨーグルト
味噌 + わかめ・豆腐・エノキダケ = 味噌汁
納豆 + めかぶ・オクラ・アボカド = ねばねば丼
このように摂ることで腸内の環境を整える効果がより期待できますよ。
試してみて下さい。
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https://ebisu-nagoya.com/
こんにちは、えびす治療院の森井です。
食べた食事の献立によって肥溜め内の養分も変わってくるぐらい作り込まれているのですが、、、ここではゲームの話は置いておいて笑
今回は『便秘』についてお話します。
便通は一般的に1日1回が理想的といわれますが、個人差があるものです。
2~3日に1回でも便の状態がよく(バナナ状)すっきり感があれば問題はありませんが、そうでなければ「便秘」と考えられます。
便秘になると、お腹の張りや痛み、吹き出物などの肌トラブル、便が固くなって排泄時に肛門を傷つけるため、痔になりやすくなります。
便秘は3つの種類に分けられ、原因が違うので対処も少し違ってきます。
① 弛緩性便秘... 腸の働きが悪いため、便を送り出すチカラが弱まっているために起こる便秘
高齢者や虚弱体質、内臓を支える筋力が弱くなってしまっている人や、ダイエットで食事の量を制限して食物繊維等が不足している人などに多い便秘です。
日常生活に気を付けたいことは、
腸の蠕動運動を活発にするために、朝 起きたら コップ1杯の水や牛乳を飲む。
筋力の低下を回復するために、腹筋を鍛える。
お腹のマッサージで腸の働きを助ける。
バランスのよい食事で適切な量をしっかり食べる。
② 直腸性便秘... 直腸が鈍くなっていて、便意を感じなくなっているために起こる便秘
トイレを我慢するということを繰り返すことで、便意を感じにくくしてしまい、その結果便秘になってしまうのが、直腸性便秘です。
また最近、温水洗浄便座の水を肛門の奥まで入れるために神経の感度が鈍り、便秘になる人が増えているという話もあります。
直腸に便が送られて便意を感じていたのに、トイレを我慢してしまうことで、大腸の蠕動運動を鈍くさせていき、便が腸に留まる時間が長くなります。
そうすると、滞った便から水分が失われて硬くなり、カチカチな状態の便となります。
硬くなった便のために、ますます排便が困難な状態になってしまいます。
日常生活の改善ポイントは、
トイレタイムをきちんと設ける。
どんなに忙しくても、この時間はトイレへ行くと決め、生活スタイルの中で「トイレタイム」を作りましょう。
たとえ出なくても、この時間はトイレへ…
この習慣を毎日続けることで、排便リズムが作られていきます。
あと、カチカチな便を少しでも軟らかくするために、いつもより水分を多くとること、
これも毎日心がけてみましょう。
③ 痙攣性便秘 … 大腸の動きが不規則になって起こる便秘
この便秘はストレスなどにより、腸が異常を起こし、便秘と下痢を交互に繰り返したり、
便秘だけでなく 慢性の下痢が続いたりするのが、痙攣性便秘です。
ストレスが腸をコントロールしている自律神経に影響を及ぼし、大腸が痙攣を起こしてしまい、腸の一部が狭くなったりして便の排出がうまくいかずに便秘になってしまっているのが痙攣性便秘の傾向です。
食後にお腹が痛くなったり、便意があってもウサギの糞のようにコロコロとした硬い便が出て、残便感があったりするのもこの便秘の傾向です。
対策は…
この便秘の最大の原因はストレス
ストレスの原因には、「睡眠不足」「過労」「人間関係」「生活習慣の変化」など日常生活の中でいつの間にかストレスを溜めています。
ストレスを溜め込むと、自律神経に乱れを生じ、様々な不調を引き起こします。
できるだけストレスを解消することを心がけ、改善を図りましょう。
腸を刺激することは避ける
食物繊維や刺激の強い食品、便秘薬も逆効果です。
ここら辺の自己判断は難しいところもあるので、一度専門病院で相談されるのもよいでしょう。
あとは、どのタイプの便秘でも腸内環境を整える事がお腹の健康には大切です。
人の腸内には数100種、100兆個もの細菌が存在し、全身の健康のカギを握っています。
腸内細菌は、身体によい働きをする善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)、悪さをする悪玉菌、優位な方に加勢する日和見菌(ひよりみきん)に分けられ、理想的なバランスは善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7です。
健やかな腸は、善玉菌が優位の状態で腸もよく働きます。ところが、偏食やストレスなどで悪玉菌が増えると、日和見菌が悪玉菌に味方して腸内細菌のバランスが崩れてしまいます。
善玉菌を増やすためには…
① 善玉菌を摂る
ビフィズス菌・乳酸菌・納豆菌・麹菌etc
② 善玉菌のエサになって増やす
食物繊維・オリゴ糖
例えばこんな食べ方
ヨーグルト + バナナ・キウイ・リンゴ = フルーツヨーグルト
味噌 + わかめ・豆腐・エノキダケ = 味噌汁
納豆 + めかぶ・オクラ・アボカド = ねばねば丼
このように摂ることで腸内の環境を整える効果がより期待できますよ。
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