イヤイヤ期
- 2020/09/17
- 09:11
娘があと2ヶ月ほどで2歳になるのですが、最近は自我がしっかりしてきて、俗に言う「イヤイヤ期」に入ってきた感じがします。
眠くなってくると機嫌が悪くて、歯磨きもイヤ、お風呂もイヤ、ねんねもイヤで泥沼になるとこっちがイヤになってきます。笑
なんとかなだめて、すかして、寝かしつけるころには一緒に寝てしまって10時間ぐらいたっぷり睡眠をとる日もあり、おかげで次の日は元気です。笑
こんにちは、えびす治療院の森井です。
大学生の頃、発達心理学の講義を受けてましたが、実際子育てで直面すると身にしみます。
今日は「イヤイヤ期」について書きます。
朝から晩まで「イヤイヤ!」ばかり、なんでうちの子はこんな我が儘なの?と悩んでしまうかもしれませんが、心配は無用です。
実は世界中の子どもが2歳から3歳ごろにかけて「イヤ!」と言うことがわかっています。アメリカでは「NO(ノー)!」、中国では「不(ブゥ)!」と言うのです。
日本では一般的に「イヤイヤ期」と呼ばれているこの時期のことを、発達心理学の世界では「第一次反抗期」と言います。しかし、これはおうちの人に不満があって反抗しているわけではありません。
2歳ごろになると、心の発達に伴って「自分でチャレンジしたい」という探求心が芽生えてきます。
しかし、なかなかうまくできずイライラしてしまいます。
そのもどかしい気持ちをうまく伝えられず、「イヤ!」と癇癪を起こしてしまうのです。
「自分でやりたい!」という欲求がどんどん出てくるというのは、発達においてとても重要であり、自立へと向かう第一歩で、この時期を大切にすることで、チャレンジ精神旺盛で意欲的な人に育っていきます。
自発性が芽生え、自分の意思もはっきりしてきたものの、言語発達はまだ不十分な状態で、気持ちや欲求をうまく言葉で表すことができません。
そのため、「イヤ!」という言葉を使って自分の意思を主張しようとするのです。
だいたい3歳ごろ~4歳になってくると、徐々に自分の気持ちを言葉で表現できるようになってきます。
そうなると、「いちいち癇癪を起こすよりも言葉で伝えたほうが効率がいい」ということがわかるようになります。これにより、イヤイヤ期を卒業していくのです。
自分の気持ちや欲求を言葉で表すことや、葛藤を経験し学習していくことがイヤイヤ期卒業への近道ですが、言葉というものは脳の中から勝手に生まれるものではなく、経験から獲得していくものです。
周りの大人が子どもの気持ちを推測しながら代弁してあげることで、「自分は今こういう気持ちなんだ」と気持ちと言葉がリンクするようになり、気持ちや欲求を言葉で表現できるようになっていきます。
自分の気持ちを言葉にする能力は、子どものころだけでなく大人になってからもとても大切なので、この時期からいろんな言葉をかけてあげることが良いようです。
なので子どもの「イヤイヤ!」に対しては、
『子供の気持ちに寄り添って、肯定的に見守ってあげること』が大切です。
こちらも感情的に本気で怒ったり、どうせできないんだからと、子どもに芽生えた自主性を否定し続けると子どもの意欲を削いでしまうことも。
ただ、子供の自主性を尊重するのは大事ですが、
子どもの要求を何でも聞くのは甘やかしになり、過保護や過干渉につながって、自立心の芽生えを阻害してしまいます
買って買って!は主張を叶えるというより、気持ちを切り替える手伝いをしていくほうが良いようです。
なるほど、、、笑
ただ、こういったことは頭で分かっていても、どうしても忙しい時や余裕がない時は、なかなか難しいんですよねー。
うちも早くご飯を済ませたい時に米粒をひっくり返されたり、砂場にへばりついて「ヤッ!」と帰ろうとしない時など、
世の中の親達はこれを経験してきたんだなと遠い目をしてます笑
いろんな手を借りながら、なるべく時間的にも精神的にも余裕を持って、子供と一緒に楽しむように心がけたいものです。
日々の仕事や家事育児の疲れはやはり溜まるものですので、皆さんも身体のケアをして健康に動きましょう!
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眠くなってくると機嫌が悪くて、歯磨きもイヤ、お風呂もイヤ、ねんねもイヤで泥沼になるとこっちがイヤになってきます。笑
なんとかなだめて、すかして、寝かしつけるころには一緒に寝てしまって10時間ぐらいたっぷり睡眠をとる日もあり、おかげで次の日は元気です。笑
こんにちは、えびす治療院の森井です。
大学生の頃、発達心理学の講義を受けてましたが、実際子育てで直面すると身にしみます。
今日は「イヤイヤ期」について書きます。
朝から晩まで「イヤイヤ!」ばかり、なんでうちの子はこんな我が儘なの?と悩んでしまうかもしれませんが、心配は無用です。
実は世界中の子どもが2歳から3歳ごろにかけて「イヤ!」と言うことがわかっています。アメリカでは「NO(ノー)!」、中国では「不(ブゥ)!」と言うのです。
日本では一般的に「イヤイヤ期」と呼ばれているこの時期のことを、発達心理学の世界では「第一次反抗期」と言います。しかし、これはおうちの人に不満があって反抗しているわけではありません。
2歳ごろになると、心の発達に伴って「自分でチャレンジしたい」という探求心が芽生えてきます。
しかし、なかなかうまくできずイライラしてしまいます。
そのもどかしい気持ちをうまく伝えられず、「イヤ!」と癇癪を起こしてしまうのです。
「自分でやりたい!」という欲求がどんどん出てくるというのは、発達においてとても重要であり、自立へと向かう第一歩で、この時期を大切にすることで、チャレンジ精神旺盛で意欲的な人に育っていきます。
自発性が芽生え、自分の意思もはっきりしてきたものの、言語発達はまだ不十分な状態で、気持ちや欲求をうまく言葉で表すことができません。
そのため、「イヤ!」という言葉を使って自分の意思を主張しようとするのです。
だいたい3歳ごろ~4歳になってくると、徐々に自分の気持ちを言葉で表現できるようになってきます。
そうなると、「いちいち癇癪を起こすよりも言葉で伝えたほうが効率がいい」ということがわかるようになります。これにより、イヤイヤ期を卒業していくのです。
自分の気持ちや欲求を言葉で表すことや、葛藤を経験し学習していくことがイヤイヤ期卒業への近道ですが、言葉というものは脳の中から勝手に生まれるものではなく、経験から獲得していくものです。
周りの大人が子どもの気持ちを推測しながら代弁してあげることで、「自分は今こういう気持ちなんだ」と気持ちと言葉がリンクするようになり、気持ちや欲求を言葉で表現できるようになっていきます。
自分の気持ちを言葉にする能力は、子どものころだけでなく大人になってからもとても大切なので、この時期からいろんな言葉をかけてあげることが良いようです。
なので子どもの「イヤイヤ!」に対しては、
『子供の気持ちに寄り添って、肯定的に見守ってあげること』が大切です。
こちらも感情的に本気で怒ったり、どうせできないんだからと、子どもに芽生えた自主性を否定し続けると子どもの意欲を削いでしまうことも。
ただ、子供の自主性を尊重するのは大事ですが、
子どもの要求を何でも聞くのは甘やかしになり、過保護や過干渉につながって、自立心の芽生えを阻害してしまいます
買って買って!は主張を叶えるというより、気持ちを切り替える手伝いをしていくほうが良いようです。
なるほど、、、笑
ただ、こういったことは頭で分かっていても、どうしても忙しい時や余裕がない時は、なかなか難しいんですよねー。
うちも早くご飯を済ませたい時に米粒をひっくり返されたり、砂場にへばりついて「ヤッ!」と帰ろうとしない時など、
世の中の親達はこれを経験してきたんだなと遠い目をしてます笑
いろんな手を借りながら、なるべく時間的にも精神的にも余裕を持って、子供と一緒に楽しむように心がけたいものです。
日々の仕事や家事育児の疲れはやはり溜まるものですので、皆さんも身体のケアをして健康に動きましょう!
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