低気圧の症状
- 2020/06/24
- 14:58
暑いので昨日ぐらいから家でもエアコンをつけましたが、リビングのくつろぐ位置にダイレクトで風が当たる位置なので、つけると寒いんですよねー。
扇風機を併用して直風対策をしてます。
こんにちは、えびす治療院の森井です。
梅雨の時期で週間天気予報は曇りマークが並びますね。
雨が降ると気分が落ち込んでしまって、やる気が起きなくなることってありませんか?
これには、きちんとしたメカニズムがあることをご存知でしたでしょうか。低気圧が近づくと、天気が悪くなり雨を降らせます。
この低気圧こそが原因で、自律神経に対して副交感神経を優位にする効果があることがわかっています。
交感神経が優位な時は心身を活動的にしてくれますが、副交感神経優位では、体を緊張から解きほぐし、身体がリラックスを求めるようになります。そのため、気分や動作がゆったりとなり、気分が落ち込んだり、体が疲れやすく、だるさを感じやすくなるのです。
西洋的にみると気圧や自律神経の問題ですが、東洋医学的にみると“湿邪”といい、長雨による“湿気”の影響で多くの不調がおこると考えています。
今回は “湿邪”についてご紹介します。
まずは、この梅雨時期におこりやすい症状をチェックしてみましょう!
□カラダがむくむ
□カラダが重だるい
□頭が重い・痛い
□グルグル回転するようなめまいがする
□食欲がわかない・胃が重い
□軟便や下痢傾向である
□オリモノが多い
□関節が動かしにくい・痛い・腫れる
カラダにとって適度な水分は、カラダを潤わせ、健康を維持するために必要不可欠なものです。しかし、必要以上になると話は別。漢方では、余分な水分はカラダに溜まり、あちこちで悪さをすると考えています。
余分な水が溜まる原因と言えば、水の飲み過ぎを想像するでしょう。
でもそれだけではなく、外からの影響もカラダに余分な水がたまる原因になるのです。
それが「雨による湿気」。
漢方では過剰な湿気を“湿邪(しつじゃ)”と呼び、カラダに入り込み、体内の水分を必要以上に増やし悪影響を及ぼすと考えられています。
余分な水分はカラダのあちこちに溜まりやすくなり、むくみや頭痛、めまい、食欲不振など、さまざまな症状を引き起こす原因になると言われています。
長雨が続く梅雨や、多湿の夏、台風の多い残暑の頃は要注意。過剰な湿気が続くため、特に症状が出やすくなります。
日本人のカラダは湿気やすい!?
湿気の影響は雨だけではありません。
島国である日本は四方八方を海に囲まれているため、全方位から湿気が入り込みやすく、私たちは湿気にさらされやすい環境で生活しています。いわば、日本に住んでいる時点で、湿気やすい下地ができているようなものです。
東洋医学では、「胃腸(脾)は乾燥を好み、湿気を嫌う」と言われていて、“過剰な湿気は胃腸を弱らせる”と考えられています。
湿気の多い梅雨や夏に、食欲不振や消化不良が多く、乾燥する秋には「食欲の秋」と銘打つほどに食欲が増し、消化が良くなります。
湿気の多い環境にいる日本人の胃腸は弱くなりやすく、そのため昔から胃腸に優しい淡味の和食が浸透し根付いたとも言われています。
胃腸が弱くなると、消化吸収の機能が弱るので、全身の水の巡りはさらに悪くなり、不調に拍車をかけることになります。
だんだん暑くなってきて、冷たいものを摂取する機会が増えてくる時期ですが、胃腸が冷えると良くないので、冷たいものの摂り過ぎや、エアコンでの冷えすぎなど気をつけてください。
溜まった湿邪を出すには、汗をかくのも良いです。
暑いからといってシャワーで済ますのではなく、ぬるめのお湯に15分ほどつかると、ジンワリ汗をかくので良いでしょう。
ジメジメする時期ですが、身体の中も外も上手に湿度コントロールして乗り切っていきましょう!
頭痛や肩こりで長年お悩みの方!その薬、やめてみませんか?
気になる方はこちらをチェック↓
https://ebisu-nagoya.com/
扇風機を併用して直風対策をしてます。
こんにちは、えびす治療院の森井です。
梅雨の時期で週間天気予報は曇りマークが並びますね。
雨が降ると気分が落ち込んでしまって、やる気が起きなくなることってありませんか?
これには、きちんとしたメカニズムがあることをご存知でしたでしょうか。低気圧が近づくと、天気が悪くなり雨を降らせます。
この低気圧こそが原因で、自律神経に対して副交感神経を優位にする効果があることがわかっています。
交感神経が優位な時は心身を活動的にしてくれますが、副交感神経優位では、体を緊張から解きほぐし、身体がリラックスを求めるようになります。そのため、気分や動作がゆったりとなり、気分が落ち込んだり、体が疲れやすく、だるさを感じやすくなるのです。
西洋的にみると気圧や自律神経の問題ですが、東洋医学的にみると“湿邪”といい、長雨による“湿気”の影響で多くの不調がおこると考えています。
今回は “湿邪”についてご紹介します。
まずは、この梅雨時期におこりやすい症状をチェックしてみましょう!
□カラダがむくむ
□カラダが重だるい
□頭が重い・痛い
□グルグル回転するようなめまいがする
□食欲がわかない・胃が重い
□軟便や下痢傾向である
□オリモノが多い
□関節が動かしにくい・痛い・腫れる
カラダにとって適度な水分は、カラダを潤わせ、健康を維持するために必要不可欠なものです。しかし、必要以上になると話は別。漢方では、余分な水分はカラダに溜まり、あちこちで悪さをすると考えています。
余分な水が溜まる原因と言えば、水の飲み過ぎを想像するでしょう。
でもそれだけではなく、外からの影響もカラダに余分な水がたまる原因になるのです。
それが「雨による湿気」。
漢方では過剰な湿気を“湿邪(しつじゃ)”と呼び、カラダに入り込み、体内の水分を必要以上に増やし悪影響を及ぼすと考えられています。
余分な水分はカラダのあちこちに溜まりやすくなり、むくみや頭痛、めまい、食欲不振など、さまざまな症状を引き起こす原因になると言われています。
長雨が続く梅雨や、多湿の夏、台風の多い残暑の頃は要注意。過剰な湿気が続くため、特に症状が出やすくなります。
日本人のカラダは湿気やすい!?
湿気の影響は雨だけではありません。
島国である日本は四方八方を海に囲まれているため、全方位から湿気が入り込みやすく、私たちは湿気にさらされやすい環境で生活しています。いわば、日本に住んでいる時点で、湿気やすい下地ができているようなものです。
東洋医学では、「胃腸(脾)は乾燥を好み、湿気を嫌う」と言われていて、“過剰な湿気は胃腸を弱らせる”と考えられています。
湿気の多い梅雨や夏に、食欲不振や消化不良が多く、乾燥する秋には「食欲の秋」と銘打つほどに食欲が増し、消化が良くなります。
湿気の多い環境にいる日本人の胃腸は弱くなりやすく、そのため昔から胃腸に優しい淡味の和食が浸透し根付いたとも言われています。
胃腸が弱くなると、消化吸収の機能が弱るので、全身の水の巡りはさらに悪くなり、不調に拍車をかけることになります。
だんだん暑くなってきて、冷たいものを摂取する機会が増えてくる時期ですが、胃腸が冷えると良くないので、冷たいものの摂り過ぎや、エアコンでの冷えすぎなど気をつけてください。
溜まった湿邪を出すには、汗をかくのも良いです。
暑いからといってシャワーで済ますのではなく、ぬるめのお湯に15分ほどつかると、ジンワリ汗をかくので良いでしょう。
ジメジメする時期ですが、身体の中も外も上手に湿度コントロールして乗り切っていきましょう!
頭痛や肩こりで長年お悩みの方!その薬、やめてみませんか?
気になる方はこちらをチェック↓
https://ebisu-nagoya.com/