消毒
- 2020/04/17
- 11:05
こんにちはえびす治療院の森井です。
コロナウイルスの各地の影響は大きく、まだまだ先が見通せない状態ですね。愛知県では県から非常事態宣言が出されていますが、そうでなくとも自粛や自宅で過ごすなど、皆さんも努めていることだと思います。辛抱が続きますが皆で乗り越えましょう!
僕はもともとインドア派なので、休みの日は家から出ないで過ごすのは変わっていませんが笑
ただ、家には1歳の娘がいるので、コロナを持ち込まないよう帰ったらすぐにお風呂に入ったり、手洗いうがいの徹底をしております。
さて、今回は皆さんの関心も高まっている『消毒』についてです。

消毒とは、生存する微生物の数を減らす為の処置のことですが。
今だとパッと思いつくのはアルコール消毒ですかね。アルコールのように消毒剤を用いる方法の他に、煮沸・蒸気などで加熱して殺菌する方法もあります。
消毒剤としては、色々と種類があり、全部挙げるとキリがないので、ざっというと
①医療用の内視鏡とかの洗浄に使われる高水準消毒剤
②広範囲の抗菌作用を示す、利用しやすい中水準消毒剤
③結核菌や一部の微生物は殺菌できない低水準消毒剤
などがあります。私たちが日常で使用することが多いのは、中水準消毒剤です。
どんなものがあるかというと、まず先に述べたアルコール消毒剤です。商品名としては消毒用エタノールなどですね。
最近はアルコール消毒は注目度が高いので、消毒液でイソプロパノールとかも耳にしたことがあるかもしれませんが、エタノールと成分的にはほぼ一緒です。
ですが、ノロやロタウイルスにはエタノールのほうが有効で、エタノールのほうが手荒れも起こしにくいので、できたらエタノールを選んでください。
エタノールの濃度は最適除菌濃度は70%~80%です。
濃度が高いほうが殺菌能力が高く感じてしまうかもしれませんが、90%~100%だと逆に殺菌能力が低下しますので注意してください。
次に、次亜塩素酸ナトリウムです。
殺菌や染み抜き、漂白に効果を発揮する塩素系の消毒剤の一種で、塩素系除菌漂白剤の主成分でもあります。身近なものだと、ご家庭にあるキッチンハイターとかです。
ノロウイルスなどにも効果的で除菌効果範囲が広く、便利な反面でアルカリ性が強い為、皮膚への刺激が多いので、人体には向きません。
また、酸性の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するといった危険があるため、取り扱いには注意が必要です。
衣服や器具、手すり、ドアノブ、床などの除菌に利用しましょう。
濃度は0.02%に薄めたもので拭けばOKです。便や吐瀉物が付着した所を除菌する場合は0.1%ほどが良いでしょう。
キッチンハイター(次亜塩素酸ナトリウム濃度6%)でいうと、0.02%の希釈液を作りたければ水5ℓに対して50ml(約キャップ2杯)
0.1%であれば水1ℓにたいして50ml(約キャップ2杯)です。
先に述べたように次亜塩素酸ナトリウムは皮膚への刺激が強いので、ゴム手袋をするか、しっかり水で洗い流すかしましょう。物でも材質によっては、傷めることもあるので仕上げに水拭きするのがオススメです。
アルコール除菌もゴム製品や樹脂製品を傷めることもありますので、変色等には注意してくださいね。
アルコール系の商品は今は売り切ればかりですが、次亜塩素酸ナトリウムをうすめて使うのはできるので、良かったら活用してみて下さい。
https://ebisu-nagoya.com/
コロナウイルスの各地の影響は大きく、まだまだ先が見通せない状態ですね。愛知県では県から非常事態宣言が出されていますが、そうでなくとも自粛や自宅で過ごすなど、皆さんも努めていることだと思います。辛抱が続きますが皆で乗り越えましょう!
僕はもともとインドア派なので、休みの日は家から出ないで過ごすのは変わっていませんが笑
ただ、家には1歳の娘がいるので、コロナを持ち込まないよう帰ったらすぐにお風呂に入ったり、手洗いうがいの徹底をしております。
さて、今回は皆さんの関心も高まっている『消毒』についてです。

消毒とは、生存する微生物の数を減らす為の処置のことですが。
今だとパッと思いつくのはアルコール消毒ですかね。アルコールのように消毒剤を用いる方法の他に、煮沸・蒸気などで加熱して殺菌する方法もあります。
消毒剤としては、色々と種類があり、全部挙げるとキリがないので、ざっというと
①医療用の内視鏡とかの洗浄に使われる高水準消毒剤
②広範囲の抗菌作用を示す、利用しやすい中水準消毒剤
③結核菌や一部の微生物は殺菌できない低水準消毒剤
などがあります。私たちが日常で使用することが多いのは、中水準消毒剤です。
どんなものがあるかというと、まず先に述べたアルコール消毒剤です。商品名としては消毒用エタノールなどですね。
最近はアルコール消毒は注目度が高いので、消毒液でイソプロパノールとかも耳にしたことがあるかもしれませんが、エタノールと成分的にはほぼ一緒です。
ですが、ノロやロタウイルスにはエタノールのほうが有効で、エタノールのほうが手荒れも起こしにくいので、できたらエタノールを選んでください。
エタノールの濃度は最適除菌濃度は70%~80%です。
濃度が高いほうが殺菌能力が高く感じてしまうかもしれませんが、90%~100%だと逆に殺菌能力が低下しますので注意してください。
次に、次亜塩素酸ナトリウムです。
殺菌や染み抜き、漂白に効果を発揮する塩素系の消毒剤の一種で、塩素系除菌漂白剤の主成分でもあります。身近なものだと、ご家庭にあるキッチンハイターとかです。
ノロウイルスなどにも効果的で除菌効果範囲が広く、便利な反面でアルカリ性が強い為、皮膚への刺激が多いので、人体には向きません。
また、酸性の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するといった危険があるため、取り扱いには注意が必要です。
衣服や器具、手すり、ドアノブ、床などの除菌に利用しましょう。
濃度は0.02%に薄めたもので拭けばOKです。便や吐瀉物が付着した所を除菌する場合は0.1%ほどが良いでしょう。
キッチンハイター(次亜塩素酸ナトリウム濃度6%)でいうと、0.02%の希釈液を作りたければ水5ℓに対して50ml(約キャップ2杯)
0.1%であれば水1ℓにたいして50ml(約キャップ2杯)です。
先に述べたように次亜塩素酸ナトリウムは皮膚への刺激が強いので、ゴム手袋をするか、しっかり水で洗い流すかしましょう。物でも材質によっては、傷めることもあるので仕上げに水拭きするのがオススメです。
アルコール除菌もゴム製品や樹脂製品を傷めることもありますので、変色等には注意してくださいね。
アルコール系の商品は今は売り切ればかりですが、次亜塩素酸ナトリウムをうすめて使うのはできるので、良かったら活用してみて下さい。
https://ebisu-nagoya.com/